■食肉を、食卓にお届けするまで
経営責任者の鈴木です。私が大手のハムメーカーの営業所に勤務し、食肉の流通における様々な実態や問題点を見てきて、食肉の卸業を始めたのが、今から25年ほど前になります。品質や鮮度を守れる流通を考え、仕入先なども選び、対応を考えてきました。昔は、完備とまでは言い切れなかった衛星管理面、エサの管理にも配慮できるよう、農場さんとも協力してきた次第です。健康な肉でないと、本当のところ、品質も鮮度も悪くなります。したがって、安易なコストダウンによって、それらが悪くならないよう、管理には、十分な配慮をしています。
■無菌の環境について
衛生管理の面で、食肉業界は格段の進歩を遂げてきました。したがって、「この豚は、無菌の環境で育ったものだから…」という理由で、豚を選ぶ人がいても、何の不思議もない世の中です。ただ、「無菌」については、正しい理解が必要だと思います。世の中において、「完璧な無菌環境」を作ることは、かなり難しいです。そのため、ブランド毎に何らかの基準をもって、「無菌に近い状態」と呼んでいるのが現状だと思います。
そして、もう一点考えるべきことは、「本当に、無菌に近い環境が必要か」ということです。無菌に近い環境を作るということは、この世界において、人工的な手を加えない限り、不可能なことです。病気にならないという経済性を得るために「人工的」な環境を与えること、病気になったときに「人工的」に薬物を投与すること、どちらも本質は同じことかもしれません。人間におきかえれば、見えてくるものがあります。たとえば、無菌に近い保育器で一生過ごさせることがベストか、そこで一生を送りたいか、この問いへの答えは、皆様にお任せしたいと思います。
■杜仲豚は、健康な豚育てがポリシー
当社では、健康で安全な食肉とは、健康に育った生命力のある豚から取られたものと理解しています。これまで、健康になりすぎる豚は、商品にならないと言われていました。しかし、それは、エサの配合や、そのほか適した環境を整えなかったことが原因であって、本当に健康な豚は、安全で品質の良いレベルまでに到達することができます。杜仲豚のポリシーは、そこにあります。ぜひ、お楽しみください。

代表取締役 鈴木義信
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